Category : そもそも専業「主夫」とは?その現実

専業主夫の社会参加の重要性

専業主夫は、一見、いつも家にいるようなイメージを持たれますが、子供が大学に行くまでは、そうでもありません。

月に何日かは、学校関係の行事や保護者会、PTAの係の集まりなどがあります。 住んでいる地域の町内会やマンション管理組合の会合に出席することも求められます。専業主夫は、そうしたつながりによって自分も社会の一員であるという自覚を持ちます。

保護者、PTAとしての活動は月に数回

子供が持ち帰る、授業参観や保護者会などの日程が書かれた年間行事予定表のプリントにいつも注意を払いましょう。その学年の最初の保護者会でその年度のPTA役員が決められます。学校によっては子供が通っている間は一回でも何かの役員をするルールがあります。

会社員として働いた経験がある人にとっては、PTAの役員はとくに難しいことではありません。前年度の役員からの引き継ぎや書類作成、イベントの企画、広報誌の作成などを行います。人に言われてからどの係をするか迷うより、あらかじめ自分が参加したい活動を決めておいて立候補するほうがよいでしょう。

目立つとPTA会長の候補にされやすい

PTAの活動で目覚ましい活躍をすると、翌年度も同じ役になるよう担任の先生から要請されたりします。断っても何の不利益もありませんが、それだけ信頼されているのだと感じたらやってみるのもよいでしょう。

さらに評判が高まると、委員会の責任者をまかされたり、PTAの本部役員やPTA会長に推薦されたりするでしょう。PTA会長は、入学式、運動会、卒業式などの主要な学校行事であいさつをする役目があります。学校によっては、いまだにPTA会長は男性がやるという暗黙の了解があり、学校という閉ざされた社会に「男尊女卑」の思想がしぶとく残っていることを感じさせます。

避けられない地域社会との関わり

昼間は妻が家にいないため、地域社会との関わりはおもに専業主夫が受け持つことになります。町内会などの自治組織は地方自治体の下部組織の役目を与えられているかのようですが、実際には任意団体です。年季が入った地元の長老が仕切っていることが多く、出席してもしなくてもとくに影響がない内容です。

専業主夫になるケースの多くが、それまで会社務めをしていた人です。会社員という肩書がなくなると、自分の居場所がなくなってしまったような虚無感や、社会からの阻害感を感じる時期があります。専業主夫になるとそれまでとは別の形で社会に参加することになります。学校や地域に積極的に関わっていくことは、そうした自分と社会との新しい関係性を確立するための機会と前向きにとらえることが大切です。

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