Category : そもそも専業「主夫」とは?その現実

ある日いきなり専業主夫に

労働は尊いことです。 その裏返しとして、働かないで、のうのうと生きている人を世間は容認しません。

専業主夫に対する風当たり

本人の前では「羨ましい」といわれたとしても、影では「気の毒に」と思われているかもしれません。「あの家のご主人は平日なのに家にいるけど、 何をしているのかしらねえ」という井戸端会議での発言が聞こえてくるかのようです。

結婚生活の始まりのときから女性が外で働いていて、男性が家事をしている夫婦の数はあまり多くありません。

多くは、共働きの状態から中年男性が離職し、やむなく専業主夫になるケースです。一度、専業主夫になってしまうと簡単にはやめることができません。新卒すら就職難の時代、 中年男性が再就職できる機会はほとんどないからです。

専業主夫の苦悩

長年勤めていた会社から放り出されると、それまで支えにしてきた自己イメージを突然失います。アイデンティティー‐クライシスという心理状態です。 孤立感に苛まれ、社会から必要とされていないと感じるようになります。

退職した翌日からは事実上、専業主夫になっているはずです。本人はなかなかそのことを受け入れられません。長年の勤務で染み付いた会社員という属性を忘れ、外でバリバリと働いていてこそ男、 という固定観念を捨てなくてはなりません。

「専業主夫」という未体験の自己イメージに切り替えるのは容易ではありません。しばらくは魂の抜け殻のようになって過ごす日々が続きます。ショックでEDになってしまう人もいることでしょう。 なお、昔と違って効果の高いED治療薬があるので治すことは出来ますが、家計のために安いからと言って輸入品に手を出さないように!多くの場合偽物をつかまされることになります。

専業主夫の内面の変化

最初のうちは退職手続きや、失業保険の申請などで気が紛れています。その後、以前は予定で真っ黒だった手帳の途中から、真っ白のページが続いているのを見て呆然とします。

次の勤め先がすぐ見つかる人や、仕事が忙しくてできなかった趣味に没頭できる人は幸福です。退屈な日々に耐え切れなくなり飲酒に走ってしまう人もいます。

専業主夫としての自覚

働かないでも生きていける。それは毎月給料を運んでくる「妻」のお陰。はるか昔の専業主婦が感じた、厳然たる事実を専業主夫はやがて認めざるを得なくなります。

Recommend