Category : そもそも専業「主夫」とは?その現実

主夫に対して否定的な意見を持ちながら

当サイトをご覧になっている方の多くは、主夫に対してそれほど否定的な意見を持っているわけではないでしょう。もしかすると、実際に主夫として生活を送っている方や、これから主夫としての生活をスタートさせよう、という方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、依然として主夫に対して否定的な意見や偏見を持っているという方も少なくありません。男性は外で働くのが当たり前…そんな考えを持っている方が多いというのが現実です。

中には、否定的な意見を持っていたにも関わらず、主夫としての生活をはじめることになってしまった、という方も少なくありません。 ここではそんな男性のケースについてお話してみたいと思います。

転職に失敗してしまったことで主夫に

終身雇用の制度が完全に崩れてしまった今日の日本においては、キャリアアップのために転職を考えるという方も多くなってきています。 Dさんもその一人で、30代の半ばまで務めた会社に賃金などの面で不満を持ち、転職することを決意しました。

Dさんの家庭は共働きで子供もいませんでしたので、生活にはそれなりに余裕がありました。 そこで、就職活動に本腰を入れるために、次の仕事を見つける前に、会社を辞めてしまったのです。

いくら転職が当たり前の時代になったとはいえ、再就職活動はDさんの考えていたほど楽なものではありませんでした。 辞めてしまった会社よりも条件の良いところを見つけるどころか、以前よりも悪い条件のところすらなかなか見つかりません。

就職活動といっても、毎日やることがあるわけではありません。そこで次の仕事が見つかるまでの期間限定で、彼は主夫として生活をすることになりました。 Dさんは、男性は外で働いて、家庭を支えるべき、というやや古い考えを持っていましたので、いつまでもそんな生活を続ける気はありませんでした。

しかし、なかなか再就職先を見つけることはできません。より良い条件の仕事くらい、簡単に見つけることができる…最初はそんな自信を持っていたDさんでしたが、時間が過ぎるにつれて、徐々に弱気になってしまいました。 そうなると、就職活動へのモチベーションを維持することも難しくなってしまいます。

主夫として家庭を支える生き方を選ぶこと

数ヶ月が過ぎてもDさんは、次の就職先を見つけることができずにいました。もう完全に自身を失ってしまい、いつの間にか転職サイトをチェックするのも、ハローワークに通うのも止めてしまっていました。

そんなDさんの姿を見て、奥さんは専業主夫として家庭を支えて欲しい、との希望を告げました。 再就職先を見つけることができず、これからどうやって生きて行けば良いのか、と思い悩んでいたDさんでしたが、この一言によって、主夫として家庭を支えるという生き方があることに気付きました。

そして、かつては専業主夫に対して否定的な意見を持っていたDさんだったのですが、結局主夫として生きることを選んだのです。

このように、結果として自分の考え方とは違った生き方を選ぶことになってしまったとしても、そこで家庭の幸せを見つけることができることもあるのかもしれません。 もし、あなたが専業主夫に対して否定的な意見を持っているのであれば、少し考え方を改めてみてはいかがでしょうか?

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