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なりたての専業主夫を襲う疎外感

専業主夫は数が少ないため、同じ境遇の仲間に会うことは稀です。人と話をする機会も減るので、社交的な男性が専業主夫になると精神的にまいってしまうかもしれません。

なりたての専業主夫を襲う疎外感

何かの拍子に専業主夫になりたいと思ったとしても、望んでなれるケースは多くありません。多くは何らかの事情があってやむを得ず専業主夫になるものですから、何か後ろめたく感じ、人に知られたら恥ずかしいと思ってしまいます。どこか罪悪感のようなものがあるとすれば、いつかは乗り越えなくてはなりません。

気になる世間の目線

結婚を考えているカップルが、夫が専業主夫になるかどうかを事前に話し合ったとします。その場合、いまの日本では認められることはほとんどないでしょう。女性の側も専業で家事をしたいと望んでいるからです。いくら男女平等といっても女性は現実にはそうでないことを肌で感じているのでしょう。
専業主夫が認められる条件はいくつかあります。妻の収入が安定していること、両親などの世間からの目を無視できるかなどです。「私たち夫婦のありかたは自分たちだけで決めます」と強く言えるでしょうか。夫が家にいることを世間に隠している隠れ専業主夫も多いとききます。

専業主夫が生まれる背景

共働きだった夫婦のうち、夫が予期せぬ退職をして専業主夫になるパターンがもっとも多いと思います。男女同権という考えかたを望んだのは女性だけではありません。女性の社会進出によって労働市場が活性化する恩恵を受ける産業界も歓迎したのではないでしょうか。
世の中全体が巨大な「席取りゲーム」だと仮定すれば、だれかが席に座れば、他のだれかが余ります。女性たちの活躍の裏では、労働市場から締め出される人がいるでしょう。結果的にその一部の男性が専業主夫になった可能性は否定できません。

自分を受け入れる

会社に長く勤めた人ほど、その人にとっては「会社=社会」です。会社をクビになったということは、社会から仲間はずれにされたと強く感じます。そのショックからうつ病を患ったり、心理的な原因のEDになったりする人も多いでしょう。そのままでは夫婦仲や家族の崩壊を招いてしまう可能性だってあります。それを防ぐために専業主夫になり、病院にかかりながら療養していくという選択肢もあるのです。
物事は考えかた一つです。証明することはできませんが、自分が仕事をしないことで、代わりにだれかが職を得たと考えるのはどうでしょうか。自分の身に降りかかったことの理由など、だれにもわかりません。起きてしまったことを認め、これからどう生きていくかをじっくり考えましょう。幸いにも、専業主夫には自分を見つめ直す時間はたっぷりあります。専業主夫であることをことさら恥じる必要はないでしょう。